寝耳に日刊ラジオレビュー 2021年10月9日(土)号~きっかけひとつで走り出し、走り切る三四郎の駆動力~
【聴いた番組】
『三四郎のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)
『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』(ニッポン放送 Podcast Station)
『クリープハイプ 尾崎世界観 声にしがみついて』(JFN系列)
『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオ)
『シソンヌの“ばばあの罠”』(RKBラジオ)
『チョコレートプラネットの東京遊泳』(文化放送)
今週の『三四郎ANN0』は、生放送直前にBSの温泉番組で見かけた女性の裸がいつのまにかトークの軸へと成長し、そんな脆弱な軸にことあるごとに戻ったりねじ曲げたりしながら、結局二時間突っ走ってしまった。
どんなにちっぽけなきっかけひとつでも走り出し、また走り切れるという、恐るべき三四郎トークの駆動力。これはもう積んでいるエンジンが違う。
そして再来週のスペシャルウィークに、なかやまきんに君の再降臨が予告された。あのすっとぼけた旨味には、他では味わいようのない中毒性があるので、いまから胸躍る筋肉ルーレット。
ニッポン放送のポッドキャストでは、トム・ブラウンの新番組がスタート。
『オールナイトニッポン0』に加え、『デドコロ』『24時のハコ』というお試し枠を渡り歩いたのちに、ようやくたどり着いたレギュラーの座。初回を聴いた感じでは方向性はまったく不明だが、それもまた彼ららしいと言うべきか。
『24時のハコ』初回の危機的状況下におけるひとり喋りでみちおが見せた謎のポテンシャルが、どのような形で出てくるのかに期待中。