テレビに耳ありラジオに目あり

テレビ/ラジオを自由気ままに楽しむためのレビュー・感想おもちゃ箱、あるいは思考遊戯場

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2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

シソンヌライブ[une]~「共感」と「違和感」の狭間から立ち上がる狂気~

お笑いライブを観に来る観客の多くは、もちろん笑いに来ている。笑うために来ている。そういうことになっている。しかし本当にそれだけなのだろうか。もしかしたら怖がるために来ているのかもしれない。何を? 表現者が見せてくれる、自分とはまったく異なる…

「ネタ芸人」がひな壇でブレイクするための思考~バナナマンと山里亮太の発言をフックに~

ネタで認められた芸人がバラエティ番組のひな壇で活躍できないという状況が、さらに深刻化している。 それはもちろん、自らが設定した世界観の中で勝負できるネタと、他人の作り上げた世界観の中で勝負しなければならないバラエティという枠組みの違いによる…

『日刊サイゾー』ラジオ批評コラム「逆にラジオ」完了のお知らせ

このたび、『日刊サイゾー』編集部との間で「編集作業」というものに対する決定的な見解の相違があることを確認し、それが書き手としてどうしても譲れぬ点であったため、第35回をもって同誌の連載ラジオ批評コラム「逆にラジオ」を閉じることとなりました。 …

『THE MANZAI 2013』感想

3番手のオジンオズボーンのネタが終わった時点で、今年のテーマは「展開」だなと思った。しかし僕は『キングオブコント2013』のときもどうやらそう感じていたようで、実際このブログに書いたレビューで展開について書いているが、コントだけでなく、いよいよ…

『日刊サイゾー』ラジオ批評連載コラム「逆にラジオ」第35回更新~『バカリズムのオールナイトニッポンGOLD』~

『日刊サイゾー』のラジオコラム第35回は、ゲストに迎えられた狩野英孝が斬新な「泳ぎ」を見せた『バカリズムのオールナイトニッポンGOLD』について。 【稀代のイジられキャラ・狩野英孝を“泳がせる”壮大な長尺コント『バカリズムのオールナイトニッポンGOLD…