テレビに耳ありラジオに目あり

テレビ/ラジオを自由気ままに楽しむためのレビュー・感想おもちゃ箱、あるいは思考遊戯場

お笑いDVD評

『一九八三』/三四郎~毒猫的可愛気の炸裂~

《才能も知恵も努力も業績も忠誠も、すべてを引っくるめたところで、ただ可愛気があるというだけの奴には叶わない》(谷沢永一『人間通』) とにかく小宮の可愛気が炸裂している。笑いには何よりも可愛気が不可欠だということを、改めて痛感させられる三四郎…

『さまぁ~ずライブ9』

二人の鋭敏な言語感覚はもちろん、相変わらず場面設定が魅力的。特にラストの「虹太郎遊技場」のような、「ルールのよくわからない場所」はまさに大竹ワールド。そこは因果律の狂った世界。当たり前のことが当たり前でなく、説明すべきところに説明はなく、…

『チュートリアリズムIV+ASIA』

まず何より、『M-1グランプリ』で優勝し、テレビタレントとしての露出が増えた今でもなお長時間に渡るネタライブをやり続けているということが凄いが、単にやっているというだけでなく、コントと漫才のクオリティが相変わらず非常に高いというのが素晴らしい…

『バカリズムライブ「運命」』

音楽でいう「コンセプトアルバム」のごとく、「運命」というコンセプトで全体に統一感を持たせた、バカリズムの最新ライブDVD。 だが実際のところ、そのコンセプトは作品全体を完全に貫き通しているわけではなく、前半の①~④と最後の⑧で辛うじてコンセプトを…