2021/8/2(月)のラジオ聴取日記~向井と裏方と表方~
【聴いた番組】
『ミッドナイト・ダイバーシティー 向井と裏方』(RADIO BERRY)
『キョートリアル! コンニチ的チュートリアル』(KBS京都ラジオ)
普段はAuDeeでやっている『向井と裏方』の2時間特番が『サンドリ』と同じくJFN系列で。
とはいえ相変わらずTOKYO FMではやってくれないので、ここはRADIO BERRYを選局。地方によっては1時間しかやってくれないところもあるので、これからタイムフリーで聴く場合は2時間のところ(それでも前半と後半で放送枠が分かれているのでわかりにくいが)を選ぶが吉。
前半1時間は『星野源のANN』等でお馴染みの構成作家・寺坂さん、後半1時間はアルコ&ピース。
構成作家はなりかたがよくわからないと言われることが多いが、寺坂さんの道のりもまた独特で。
僕も『今田耕司と東野幸治のCome on FUNKY Lips!』リスナーだったので、あの番組に救われたという気持ちはちょっとわかる。当時もっとも芸人の、というか人間の「本音」を聴かせてくれる番組だったから。
アルピーは、やはり『ANN』と『ANN0』時代の話が興味深かった。
誰が聴いてくれているのか、あまり実感できないまま独自路線を続けていく中、イベントでようやくファンの存在を実感できたというのは、やはりリアクションが伝わりやすくなったとされるこのSNS時代にあっても、やはりそういうものなのだなぁと。
届くようで届かぬ想い。それがSNSというメディアの距離感なのかもしれない。
つぶやくだけで、なんとなく届けた気持ちになっているというか。でもそれくらいでは、実際には全然届いていなかったりする。まだメディアとして過渡期ということなのか、そもそもそういうメディアなのか。
『キョートリアル』で徳井がなんの気なく不意に放った、「世界中を敵に回してでも、俺はお前に同情する!」というフレーズが妙に面白かった。
いや特に意味なく飛び出た悪戯な言葉であるはずだが、読点の前と後の言葉の釣りあってなさというか、重さの圧倒的な違いがフレーズ全体を空虚なものにしていて、こういう論法って面白いなという発見があった。