【聴いた番組】
『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送) ゲスト:三四郎
『ぺこぱのオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)
『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)
『アッパレやってまーす!(水曜日)』(MBSラジオ)
『佐久間ANN0』のスペシャルウィークのゲストは、これまで意外と呼ばれていなかった三四郎。
芸人をゲストに呼ぶと、必ずブレイクのきっかけを聞き出す佐久間さんだが、三四郎に関してはやはり彼自身が手掛けている『ゴッドタン』がそのきっかけということになるわけで、そういう照れも少しあってこれまで呼んでいなかったのかもしれない。
改めて三四郎初登場時の衝撃が語られるが、細かくその話を聴いていくと、わりと時系列が入り組んでいたり、偶然の要素もけっこう入っていたりして面白い。
もちろん三四郎は実力者なのでいずれ売れていたとは思うが、やはりブレイクのタイミングには人知を超えた運(小宮の場合には悪運?)のようなものも、やはり少なからず作用するのだという事実を思い知らされる。
だってこの『ゴッドタン』初登場時のエピソードなんて、運命に導かれたとしか思えないくらいの、もはや「伝説」のレベルでしょう。真似しようと思っても、誰も真似できないという意味で。
そして小宮が歯を入れたのちのコンビ間の構図の変化とか、歯を入れるにも前歯よりも先に奥歯を入れたとか、相田がポンコツなようでポンコツでなく、だけど目の前の光に反応することができる虫ではあるとか、そうやっていい話とどうでもいい話が交互に来る感じが、とても三四郎らしくて最高だった。
小宮を軸に相田を適度に泳がせる佐久間さんの手腕に、やはりその名伯楽っぷりを感じつつ。
『ぺこぱのANNX』では、元祖グリーンマンのウド鈴木が大暴れ。
その昔、『コサキン』でレポーターをやっていた時代を知るリスナーとしては、ちょっと感慨深い気持ちになりつつも、その相変わらずの自由奔放さを確認できたことで、改めて頼もしさを感じてみたり。
一方で、大先輩のウドを本気で面白がっているぺこぱの二人もとても生き生きとしていて、なんだか異様に幸せな空気に番組が包まれていた。