寝耳に日刊ラジオレビュー 2021年10月20日(水)号~屁理屈のラジオ映え~
【聴いた番組】
『蛙亭のトノサマラジオ』(ニッポン放送 Podcast Station)
『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)
『ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision』 #22 私立探偵飯〈後編〉
『トノサマラジオ』で蛙亭がようやく『キングオブコント』の総括を。
優勝はできなかったが、トップバッターとしての貢献度は各方面から高く評価されているようで、それはまさに正当な評価だと思う。
そしてその話がなぜか、シームレスに「メイン」と「サブメイン」の話へ。これは最近中野が提唱しているわけのわからない理論なのだが、ついにはそれを補強するメールまで集まってきて、すっかりカオスの様相。
そもそもわかりようがないものを、さもわかりやすく説明してあげているような態度と口調が、面白くてしょうがない。聴けば聴くほどわからなくなるメビウスの輪。屁理屈の躍動。
屁理屈と言えば『Creepy NutsのANN0』で話していた、DJ松永のイヤホン紛失話はその最たるもの。
昨日の『佐久間宣行のANN0』(まだゲストトーク部分は聴いていないので、今日のリストには入れていない)でも触れられていたが、どう見ても目的と結果がまったくズレているのに、本人はなぜかその着地点に大いに納得している。誰に説明しても通らないが、自分の中でだけは意味が通っているという謎の状態。「一理」すら、あるのかどうかわからない。
人はそれを屁理屈と呼ぶのだが、これをこねくり回せば回すほどに面白くなるのがラジオ。
あとすっかり書くのを忘れていたが、昔からわりと毎日のように『テレフォン人生相談』を聴いているのを思い出し、今日からリストに入れることにした。
個人的には、マドモアゼル愛先生の登場回が当たり回。