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寝耳に日刊ラジオレビュー 2021年9月14日(火)号~階段の踊り場は切り替えるための場所~

火曜ラジオ

【聴いた番組】

空気階段の踊り場』(TBSラジオ

空気階段の踊り場』(TBSラジオクラウド

さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオクラウド

『チョコレートプラネットの東京遊泳』(文化放送

『踊り場』を聴いたあと、そういえば今回はなんの話が出ていたのかと思い返してみると、実は思い出せないくらい色々な話題が出ていたことに気づく。

それはリスナーから届くメールを読むことで話題がその都度切り替わる、ということもあるのだが、これだけ速いテンポで話題が切り替わるラジオというのも、結構珍しいかもしれない。ラジオは縦に深掘りすることに向いているメディア、という印象がある。

もちろんそうでなく一箇所をしつこく攻めるような回もあるので、それをもってこの番組の特徴であるとは言えないのだけれど、そうやって話題が切り替わっても話が浅くならないというのは、あるいは武器になるのかもしれないとも思う。

とはいえこれはパーソナリティーというよりも、ディレクションや構成の領域なのかもしれない。今後はちょっとそこらへんにも注目して聴いてみようと思う。

『タダバカ』のクラウドでは、懸案の「ハガキ職人育ってない問題」が。

たしかに毎回コンスタントに同じコーナーを続けてくれないと、送る側としてはモチベーションが保ちづらいというのは、間違いなくあるように思われる。

いつのまにか終了しているコーナーなのか、募集はしていたのに良い投稿が集まらなくてやっていないだけのコーナーなのか、投稿者側からは判別がつきにくいというのもあって。

放送尺の短い番組の場合、ただでさえ多くのコーナーはできないので、なかなか職人を惹きつけるのは難しい。

そう考えていくと、やはり放送時間を長くしてもらうのが一番の解決策であるように思うのだが、『踊り場』のようにそろそろ1時間になったりはしないのだろうか、という淡い期待。