テレビに耳ありラジオに目あり

テレビ/ラジオを自由気ままに楽しむためのレビュー・感想おもちゃ箱、あるいは思考遊戯場

     〈当ブログは一部アフィリエイト広告を利用しています〉

2021/6/28(月)のラジオ聴取日記~ラジオ「慣れ」の良し悪しとRGのRPG~

月曜ラジオ

【聴いた番組】

『もう中学生のデドコロ』(KBS京都

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系列)

さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオクラウド

TENGA presents Midnight World Cafe ~TENGA茶屋~』(FM大阪

レイザーラモンRGのロンリーツーリング』(TBSラジオ

もう中の『デドコロ』は、5回目にしてやや落ち着いてきた雰囲気。当初のインパクトが凄すぎた、というのもある。

こなれてきたのは悪いことではないのかもしれないが、違和感が楽しいラジオなので、このまま普通のラジオっぽく馴染んでしまうのはもったいないような気も。

とはいえ慣れるなというのも難しい話で。

短距離を走るフォームから長距離走のフォームになってきたような気もするし、これくらいのほうが聴きやすいという人も多いのかもしれない。

そこらへんの試行錯誤をしている感じでもある。なにしろ「芸人お試しラジオ」と銘打っている枠なので、それもまた必然だろう。

レイザーラモンRGのロンリーツーリング』は、2週限定の特別(お試し?)番組。

当初は実際にバイクで各所をツーリングしながらお届けする予定が、コロナ禍の影響により、ツーリングなしのオールスタジオ収録という無茶ぶり気味の謎設定に。

だがそこは、そもそも無茶ぶりに応えることでここまでのし上がってきたRG。転んでもただでは起きない。(バイクだけに)(ブンブン)(©BKB)。

「道中で有名人と次々エンカウントする」というRPG的なファンタジー(?)設定に切り替えて、モノマネとあるあると選曲で存分に楽しませるという独自のスタイルに。

そういえば以前『ガキの使い』でも、「レギュラー陣の行く手に様々なモノマネをしたRGが出現する」という形をやっていたような気がするが、今回は遭遇する側もされる側もRGというワンオペ状態。

全体としては土曜夕方らしい緩めの空気感でありながら、ラジオというフリースペースの新たな生かしかたを追求する実験的かつ挑戦的な番組になっていたと思う。