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2021/6/14(月)のラジオ聴取日記~見かけによらず即興の人~

月曜ラジオ

【聴いた番組】

爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ

尾崎世界観の悩みの羽』(文化放送

キョートリアル! コンニチ的チュートリアル』(KBS京都ラジオ)

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系列)

さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオクラウド

『日曜サンデー』にもう中学生。

やはり太田光との掛けあいも、高田文夫のときと同様の瞬発力合戦に。

もう中は、どうもビートたけし絡みの人たちとは相性がいいらしい。見かけによらず即興の人。

お互い連想ゲーム的に、目の前の相手が放った言葉に反応して思いついたことを言いあっているうちに、ガッツリ噛みあう瞬間が不意に訪れるのが楽しい。

かつて太田が立川談志とのラジオでやっていた形。

すでに名伯楽の有吉弘行高田文夫に太鼓判を押されているため、いまではもう中の球を受ける側の芸人のほうも、球筋をじっくり見極めてキャッチした上で、遠慮なく強めの球を投げ返すようになってきている。

最初に多少手探りで不安定な時間帯があっても相手の答えを待てるのは、やはりそういった信頼を感じられるかというのが大きいだろう。

我々リスナーのほうも、しばらくピンと来ない時間帯があっても次は良い球が来ると信頼して待てるようになっている。

本当はそうでなくても、信じて受け止めていればもっと早くブレイクするのだろうが、こればっかりは適切な時機というものがあるのかもしれない。

もう中に関しても、「この年齢までこれをやり続けている」という地道な実績に加えて、もっともらしい年齢とやっていることのくらだなさのあいだにいい感じのギャップが生まれてきていいるというのが、受け容れられる土壌になっているように見える。

もちろん「くだらない」というのは、芸人にとって最高の褒め言葉だ。

尾崎世界観の悩みの羽』は、待ちに待った2ヶ月ぶりの隔月放送。

この番組に関しては前回放送時の日記にも書いたが、観察眼の鋭さと人を見つめる視線の優しさが共存しているのが稀有なラジオだと思っている。

引き続き、いずれは毎月、いや毎週のレギュラー放送を期待しつつ。

【2021/4/18(日)のラジオ聴取日記】

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