【聴いた番組】
『ダイアンのよなよな…』(ABCラジオ)
『パンサー向井のチャリで30分』(ニッポン放送)
『踊り場』では、先週自らの薄毛問題をイジられてすっかり機嫌を損ねた水川かたまりが、お母さんから「最近、癇癪を起こしすぎ」との注意を受けた結果、「禿げ癇癪男になってしまいました」と猛省してみせるという急展開。
普通に考えると行間がさっぱりわからないのだが、これはたぶん行間には「お母さん」というただ一つの要素しかなくて、その影響を照れることもなく表明できるその態度からは、むしろ清々しささえ感じる。
マザコンに清々しさを感じたのは初めてかもしれない。
アルピーは、この番組の初代ディレクターを務めた石井さんが本を出すという話から、ニッポン放送時代まで遡りつつ、歴代ディレクターの話に。
ラジオのディレクター人事って、そんなに大人数が関わっているわけではないのに妙に入り組んでいる印象がある。
それはラジオ局と制作会社のあいだを行き来する人が少なくないからだと思うのだが、それがスムーズな人事交流なのか、ラジオ局側の組織変更によるものなのか、あるいは待遇面に対する不満から来るものなのかがよくわからず、なんとなくモヤモヤすることが多い。
もちろん、サラリーマンの人事をリスナーに向けて細かく説明する義務はないし、様々な事情はあるのだと思うが、なんだか才能のあるディレクターがいつのまにかメインストリートからはずされていたり、妙なタイミングで入れ替わったりすることがあるのは、やっぱり納得がいかなかったりもする。
まあそういうことは、どこも組織である以上はあり得ることで、漫画編集部でもよくあることではあったのだけれど。