寝耳に日刊ラジオレビュー 2021年11月9日(火)号~渋ミキサー渋山幹夫~
【聴いた番組】
『83 Lightning Catapult』(Spotifyポッドキャスト)
『ビジネスウォーズ 任天堂対ソニー』第1話「後ろから刺される」(ニッポン放送ポッドキャスト)
『ライカタ』で語られた、アルピー酒井婚約発表の裏側と、その入り組んだ時系列のマジック。
生放送に録音に、さらに複数本録りの番組まであるおかげで、タイムリーな話題を取り扱う難しさが改めて浮き彫りに。だがそこに困惑する本人の様子もまた面白く。
そして酒井の婚姻届の保証人を誰にすべきかという話から、以前にも触れられていた渋すぎるミキサーさん=渋ミキサーのことを指して「渋山幹夫」と突発的に名づけてみせる相田のド直球なネーミングセンス。
運営会社スポティファイの創業一家(?)を「スポティ家」と名づけたのも凄かったが(あれはどちらが最初に言い出したんだったか)、この直感的な命名法がすっかり癖になりつつある。
『ビジネスウォーズ 任天堂対ソニー』はだいぶ前にアップされていたものだが、そういえば神田伯山が以前勧めていたのを思い出して聴いてみることに。
とりあえず1話目だが、まず「後ろから刺される」というサブタイトルからして面白い。
1話目を聴く限り、主にソニー側から語られるようなので、任天堂側にもまた別の言い分はありそうだが、すでに謎めいた陰謀渦巻く展開に興味をそそられる。
ひとことで言えば『プロジェクトX』的な「プレイステーション誕生秘話」ということになるのだろうが、冒頭から漂うこのキナ臭さは、歴史小説好きの琴線に触れるものがある。