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寝耳に日刊ラジオレビュー 2021年10月29日(金)号~炎系武具素材カエンタケと令和の『プロジェクトX』~

金曜ラジオ

【聴いた番組】

マヂカルラブリーオールナイトニッポン0』

『問わず語りの神田伯山』(TBSラジオ

クリープハイプ 尾崎世界観 声にしがみついて』(JFN系列)

空気階段の踊り場』(TBSラジオクラウド

『ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision』 #23 元受刑者飯〈前編〉

『きつねのこんこんらじお』(FM NACK 5)

『マヂラブANN0』で、猛毒キノコ・カエンタケのニュースをきっかけに繰り広げられるRPGあるあるの連撃。いかにもゲーム好きらしい話の展開に、頷くことしきり。

炎系の属性を持つ武器を作るにはカエンタケが5本必要。それ以外にも炎系の武具すべてを作るのに必要な素材で、そのために何度も山へ取りに行くハメになる。同じ素材でも銅は余るがカエンタケは足りなくなりがち――などなど、RPGでよく見かける状況がとめどなくあふれ出してくる。

それにしても、このRPG特有の因果律というのはいったいなんなんだろうと改めて思う。銅とカエンタケの配合比率とか、そんなの誰にもわかるはずがないのだが、なんとなく納得してしまうものがあって。

全然リアルじゃないのにリアリティを感じるというこの不思議な感覚こそが、RPGに嵌まってしまう理由なんだろう。

『問わず語り』では、前回好評を博したテレビ番組『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』の第二弾で取り上げているという、ヤマハの歴史について。

僕はMotoGPというオートバイレースを観ているので、そのチャンピオンマシンを作り上げてきたヤマハの凄さは充分にわかっているつもりだが、もちろんもともとヤマハは楽器のメーカーであって、そこにはかなり興味深い歴史がある。

すでに伯山の話を聴くだけでも充分に面白く、あるいはこの番組が令和の『プロジェクトX』になるのだろうか。