2021/7/3(土)のラジオ聴取日記~説明不能な箇所にこそ宿るイズム~
【聴いた番組】
『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)
『三四郎のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)
『宮下草薙の15分』(文化放送ポッドキャスト)#78 ゲスト/トム・ブラウン
『シソンヌの“ばばあの罠”』(RKBラジオ)
『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオ)
『ねむチキ』(TBSラジオ)
オードリーのオープニングトークで、『あちこちオードリー』に中山秀征が来たときの話。
伝説の深夜番組『DAISUKI!』における、あのCM前のアイキャッチ(CMに入る直前に、当時無名の若手女性タレントがカメラ前に駆け寄って『DAISUKI!』と言うだけの演出)について。
当時はなんとなくそういうものだと思っていたけれど、たしかに言われてみれば脈絡のない謎演出。
しかしああいう説明不能で意味なく見える部分にこそ、番組制作者の「イズム」があるという若林の指摘には、それこそ説明不能だがたしかに説得力がある。
中堅以降の芸人としての立ち居振る舞いを相談した南原に勧められた世阿弥の『風姿花伝』が面白いという話も、他の芸人からはまず出てこない話題(出てくる可能性があるとしたら神田伯山くらいか)で、読んでみたいと思わせる吸引力が。
ここへ来てインプットの柔軟性がさらに増しているのが、若林の凄さだと思う。
『ねむチキ』はコロコロチキチキペッパーズの新番組。
しかしニューヨークを迎えてパワーアップした裏番組『紗倉まなとニューヨークのマジックミラーナイト』を強く意識したと思しき方向性で、あえてこちらを選ぶにはナダルの暴走に期待するしかないような気も。