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『ROCKETMAN SHOW』~2013/6/15放送回~

漢字の話をなんでもいくらでもできるゴルゴ松本を迎えての漢字トーク。ラジオ番組は数多あれど、さすがにここまで漢字について掘り下げ続けた番組は、例がないのではないか。

しかもその基本には単なる知識ではなく、常に好奇心が出発点にあるから、完全にエンターテインメントとしていくらでも聴いていられる。対象の素材としての面白さだけでなく、楽しみ方の重要性というのもまた、今という時代のひとつのテーマかもしれない。

ひとつの漢字に対してゴルゴ松本だけでなく、ふかわりょう放送作家の平松政俊、そしてリスナーの各人がそれぞれに様々な角度からのアプローチを試み、またそのような多様性を奨励するスタンスは、まさにこの番組の多角的な視点を象徴していたように思う。