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『日刊サイゾー』ラジオ批評連載コラム「逆にラジオ」第15回更新~『加藤浩次の金曜Wanted!!』~

今回は、おぎやはぎの矢作が「浩次くん」と呼ぶスッキリ兄さんの番組『加藤浩次の金曜Wanted!!』について。

【スッキリしない問題を掘り起こす元祖狂犬芸人の鋭利な牙『加藤浩次の金曜Wanted!!』】

http://www.cyzo.com/2013/02/post_12565.html

過去に「狂犬」と呼ばれた男の鋭さの根底には何があるのか、そもそもそんなに「狂犬」って呼ばれてたっけか、そういえば千原ジュニアも「ジャックナイフ」と呼ばれてたことになってるけど、それは結構あとづけの話で、当時はそんなに定まった呼ばれかたは蔓延していなかったような気がするがどうか、といったことを考えたり考えなかったりしながら、番組の面白さを伝えるために拾うべきエピソードが多すぎて嬉しい悲鳴(クックドゥードゥルドゥー)をあげながら書いた。どうでもいいが「クックドゥ」ってのは秀逸な商品名だ。

この番組、やっぱりパートナーにケンドーコバヤシを持ってきたということも要素としては大きくて、これまであまり親密でなかった二人の絶妙な距離感と、それが毎週徐々に詰まっていく感触も、ちょっとテレビでは味わえない空気を作り出していて、やっぱりこの二人が向き合って喋っている感じはラジオならではのものだなと改めて思う。

3月いっぱいまでの期間限定番組なので、お笑い好きは急いで聴かないといけない。